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その鉱山はアメリカ・ネバダにあり、資料によれば閉山は1890年。
まだ歴史の浅いアメリカは先人たちの営みを大事に保管しており、
その鉱山も通常は立ち入り禁止区域になっていました。

廃鉱の中に打ち捨てられていた工具やワークウエアの残骸。
トレジャーハンターの協力を得て
ウエアハウスが手に入れたその19世紀のワークウエアは、
2つの世界大戦による生活様式の激しい変化の前の、
フロンティアだった頃のアメリカを想起させるような
シンプルで、それでいて人の手によるであろう丁寧な製品でした。

あるインディアンが、友人の元に誕生した赤ん坊へのプレゼント用にと
ドライグッズストアで買い求めたキッズ用の古い古いダックパンツと、
発掘されたこのぼろぼろのワークウエア。
アメリカ服飾史の点と点がウエアハウスの元で繋がって線になりました。

名も知れない仕立て屋かローカルメーカーか。
もしそのメーカーがゴールデンエイジ、恐慌を経験し、
大戦を乗り越えたとしたらどんなモノづくりをしていたか。
そんなイメージの元に立ち上げられたのがDuck Digger ブランドです。
そしてそのシンボル的なパンツがこの1880 Old west townsmen です。

このパンツにはスペシャルバージョンのUsed 加工がなされています。
毎日のように着るワークウエアだからこそ、
生活様式や職業毎に傷み具合はちがうのではないかという考察から、
塗装工なりの、または炭坑夫なりの傷みや汚れを再現したのが
ウエアハウスオリジナルのWorkers Mastered加工です。

このモデルにはさらにDamageとRemakeが加えられていて、
見た目もパワフルなパンツに仕上がっています。
左股上と左ヒザ、右モモ部分にそれぞれあて布がされています。
ミドルオンスのやや軽いデニムで、
シルエットは丸みの少ないプレーンなストレートです。

針付のバックシンチがあるため後ろ股上は深めです。
パンツにインパクトがありますので、
他アイテムはデザインの強いものより
シンプルで質感のいいものがおススメです。
(写真着用は180センチ70キロで34インチです )


※ご利用環境によって画面上と現物の色具合が異なる場合がありますので
　　ご注意ください
※付属の金属パーツには錆や鋭利な部分があります。メーカーの仕様ですので
　　予めご了承ください。

2010年に15周年を迎えたアメリカンカジュアルブランドWAREHOUSE (ウエアハウス) 。
アメリカンビンテージウェアを基に、その独特な次代の空気感まで「再現」できる数少ないブランドです。
自分たちが憧れたワークウエアやアスレチックウエアなどのビンテージをこの手で再現したいと考え、
デニムを始めほぼ全てのパーツをオリジナルで作製しています。
見た目だけではなく、ミシンや織機のレストアまで含め、素材や縫製方法を日々追求し続けています。

色褪せて所どころ傷んでいるけれどカラダに馴染んでいて手放せない、10 年後にも変わらずに着ていたい服。
WAREHOUSE が作っているのはそんな服です

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